先輩×後輩 対談

「向上心」と「素直さ」をDNAとして受け継ぎ
日本一のホテルグループを目指す

お二人はシティホテルの立ち上げに
上司と部下として奮闘し、
様々な取り組みに向き合ってきました。
今はそれぞれのフィールドで活躍する2人に、
これまでのタイムラインに思いを巡らせながら、
グランベルホテルで得られる経験や
これからの未来について語ってもらいました。

MEMBER参加者

M支配人

先輩 M.H
(以下M支配人)

シティホテル
支配人
1999年入社

Oさん

後輩 O.K
(以下Oさん)

シティホテル
フロント
2013年入社

※2017年当時

新規ホテルの立ち上げを通し
グランベルホテルの理念を深く理解した

Oさん

Oさん

私は入社前から、新規拠点としてシティホテルをオープンすると聞いていました。
当時から「どんなホテルができるんだろう」とワクワクしていたのを覚えています。

M支配人

M支配人

我々のコンセプトは「その街に合ったホテルを作る」ということ。
試行錯誤の末、デザイナーズホテルとして、その街らしさを表現した素敵なホテルが完成したんだよね。
当時はかなり注目された覚えがあるよ。

Oさん

Oさん

様々なお客様からご好評をいただいたことで、より一層自分たちの自信にも繋がりました。

M支配人

M支配人

ホテル業界においては後発である私たちが勝ち残るためには、しっかりとしたコンセプトに基づいた個性や独自性がないと埋もれてしまうからね。
「デザイナーズホテル」という売りで、まず注目を集められたのは本当に良かった。

Oさん

Oさん

私自身は、入社してすぐに立ち上げに関われたということで、仕事を通して「その街に合ったホテルを作る」という会社のコンセプトに対して理解を深めることができました。

M支配人

M支配人

オープン時、シティホテルでも観光やレジャー目的で宿泊される海外のお客様がものすごく多かったのは想定外だった?
特に直接お客様と接するフロント業務は苦労したんじゃないかな?

Oさん

Oさん

確かに想定した以上でしたね。会話は英語ですし、お客様も観光が目的なので色々な質問が飛び交います。
ご要望の幅が広く、一組あたりの対応時間が長くなってしまう。
そういった中でもビジネスでご宿泊のお客様もいらっしゃるので、お客様に合わせた対応には非常に苦労しましたね。

M支配人

M支配人

ビジネス目的のお客様と観光が目的のお客様を同時に対応するとなると、かなり苦労したと思う。
ホテル全体としてもこの規模で対応していくのにオープンから1年くらいは掛かったという実感もある。

常に当事者意識を持つことが
自分自身を成長させる

Oさん

Oさん

オープン当初は、早く仕事を覚えたくて、自分でできる限りの事はやりきろうと思っていました。
新人の頃から通常業務だけでなく、シフト管理、宿泊プラン企画など、様々な仕事を任せていただけたので、それがモチベーションになっていましたね。

M支配人

M支配人

「自分でなんとかしよう」っていう気持ちは大事。
実際にその気持ちが上司や先輩からの信頼につながり、それがまた後輩の信頼にもつながる。
Oさんをはじめ、同期のメンバーは、その意識を最初から高く持っていたよね。

Oさん

Oさん

同期全員が、新規拠点に配属になったわけではないですが、「挑戦したい」という気持ちは一緒でした。
「他拠点の同期には負けられない」、「全スタッフで力を合わせて頑張らないと」という気持ちだけはありました。

M支配人

M支配人

実際に当事者意識をしっかりと持って「自分でやっていくんだ」という強い気持ちがないと、新しいホテルの規模やスピード感にサービスのレベルが追いつかない。
何とか乗り切れたのも、みんながそういう気持ちで日々の業務に当たってくれたからだと思うよ。

Oさん

Oさん

でもそうやってみんなの気持ちが一つになれたからこそ、忙しい中でもやりがいを感じながら働けたのだと思います。
3年目からは育成担当を任されて、M支配人からも厳しくも温かい言葉をいただきました。
自分の未熟さを実感する一方で、やりがいや責任感を感じながら、さらに「頑張らないと」と思うようになりました。

M支配人

M支配人

ホテルで働いて最初に壁にぶつかるのは教育する立場になった時。
そこを超えられるかどうかが、プロのホテリエになるための一つのポイントになるからね。

Oさん

Oさん

部下の教育や人材育成について、心掛けていることはありますか?

M支配人

M支配人

「任せる役割や責任を伝え、理由をちゃんと説明する」これが一番大切だと思っている。
日々の実践の中で伝えることが、本人にとって一番わかりやすいと思うし、成長の近道になる。
失敗しながらも、その都度自分自身で考え、改善し続けていけば、絶対に活躍できるようになる。

Oさん

Oさん

M支配人が今おっしゃったことは、スタッフ個人の当事者意識を養うことにもつながりますよね。
仕事における当事者意識というのは会社のベーシックマインドになっていると思います。
その意識を忘れず、これからも成長し続けていきたいと思います。

ホテル、企業の成長にはやはり
「人」の力が欠かせない

Oさん

Oさん

以前、M支配人から教わった「ホテルや企業を成す、”人・物・金”の中でもとりわけ”人”が大事」ということですよね。

M支配人

M支配人

ホテルや企業の成長は、そこで働く「人」の力によって作られるからね。
その上で「向上心」と「素直さ」が重要。ホテルで働くからには支配人を目指して欲しい。
ただし、リーダーとなっても周りのスタッフの助けは不可欠。
自分の足りないところを認め、周りの意見を吸収する柔軟さも持っていて欲しい。

Oさん

Oさん

今後は国内外問わず様々なコンセプトの拠点が増えていきます。年次や役職関係なく、すべての従業員が「向上心」と「素直さ」を意識して、さらなるスピード感を持って成長していく。
このパワーの集合体が、今後のグランベルホテルの成長には欠かせません。

M支配人

M支配人

グランベルホテルで働くスタッフには、「向上心」と「素直さ」を会社のDNAとして受け継いで行って欲しい。

Oさん

Oさん

私も従業員全員が「日本一のホテルグループを目指す」と言えるような向上心に満ち溢れた会社にしていきたいと思っています。

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