ITという異色の経験を活かし
大型リゾートホテルの舵取りを担う。

裏磐梯レイクリゾート 総支配人
1997年入社

PROFILE

1997年に入社後、社内のシステム開発に従事。2006年からは、時代の移り変わりとともにIT戦略を数多く手掛ける。その後、裏磐梯レイクリゾートに異動となり、初めてホテル業界に足を踏み入れた。総支配人として多忙を極めながらも現場スタッフと同じ目線で自ら多様な業務をこなし、その積極的な姿勢で大所帯のスタッフを牽引する。2016年4月より現職。

「仕事がわからない人は、指示ができない」が信条。
お客様目線でホテルの問題点を探る。

私は現在、裏磐梯レイクリゾートの総支配人をしています。客室数が324室にも及ぶこの大型リゾートホテルにおける私のミッションは、“お客様に満足していただくこと”に尽きます。その上で、建物や設備、あるいはサービスに問題がないかをお客様目線に立って確認し、日々改善も行っています。また、私が総支配人として信条としているのが「仕事がわからない人は、指示ができない」ということです。その信条をもとに、一通りの仕事ができるように、フロントやレストラン、客室や予約など日頃から現場スタッフと共に業務にも入るようにしています。例えば、お客様をマイクロバスで送迎するために、中型免許も取得しました。そうすることで、それぞれの業務の理解を深めるのと同時に、普段スタッフが見落としがちな問題点や課題に気付き、より良いホテルにしていくための手がかりを見つけることができるのです。やはりお客様はホテルに期待をして足を運んでくださるので、できるだけ多くの期待にお応えできるように努力をするべきだと思っています。最近では、ホテルの近くにある「五色沼」という観光スポットのガイドやバーテンダーを自らできるよう、こっそり練習をしています。

安定した集客を目指し、
地域ぐるみで難題に挑む。

裏磐梯レイクリゾートは、実は業界内でも非常に苦戦すると言われている地域にあります。計画していた売上目標に届かないこともあり、「季節が良くないから」「毎年そうだから」など、いろいろと言い訳を考えていた時期もありました。しかし次第に「売上が達成できないということは、お客様にご満足いただけていないということ。お客様が何を望んで、それに対してどうのようにアプローチしていくかを真剣に考えて行動に移すことが大切だ」と考えるようになりました。ただ、一つのホテルの働きかけだけで全324室を埋めることはそう簡単ではありません。村役場や観光協会、各組合などに積極的に足を運び、地域ぐるみでどうしたらこの地域の観光が活性化するかを議論し、福島県全体を活気づけていくことが、お客様を呼び込んでいく近道だと考えています。
今後、全国各地そして世界にグランベルホテルグループの施設が次々とオープンしていきます。その一つ一つを「それぞれの地域で一番元気のあるホテルにする」それが今後の私の大きな目標です。そのためには、ただお客様がいらっしゃるのを待っているだけでなく、今まで蓄積してきたデータベースをフル活用してさまざまなイベント企画を仕掛け、お客様に「ぜひ、グランベルホテルグループの客室に泊まってみたい」と言われるような会社を目指していきたいと思っています。

学生時代を振り返って

相手を楽しませるという
接客の基本姿勢を体得。

大学は工学部に進みました。多くの人と接し、視野を広げたいと思っていた私は、積極的にコミュニケーションをとり、様々な場所に足を運び多くの事を経験しました。また、どうしたら相手に楽しんでもらえるか、どんなことをしたらみんなが集まってくれるかなどを考え、自分でイベントなどを企画することの面白さを見出したのも大学時代です。仲間と交流を深めることで、考え方の違いを理解することや相手の長所を見出すことなど、今の仕事にも活かせる素養が培われたと思っています。今後も固定概念に捉われず、お客様が楽しみ、安らげる空間を提供していきます。