チャレンジ精神

YOSHIAKI IIZUKA

人々の生活スタイルの多様化により、ホテル市場を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。変わることのない価値を守りつつ、新たな価値を提供していくために、グランベルホテルグループでは、どのような価値観を持つ人が働いているのでしょうか。「裏磐梯レイクリゾート」の営業部門で働く飯塚さんにインタビューしてみました。

大切なのは真剣かどうか。
真剣ならやるべき方法は思いつく。

飯塚さんは2006年の「渋谷グランベルホテル」「赤坂グランベルホテル」の立ち上げから、ホテル事業に携わっていますね。

ベルーナグループがホテル事業に初参入した時に、開業準備と運営を手がけました。

当時から、何事においても果敢にチャレンジしていくスタイルだったのですか。

はい、もともとチャレンジすることが好きだったので、まずは出来る方法を考えて、目の前の仕事に積極的に取り組むことを心がけていました。成功体験もありますし、たくさん失敗談もありますよ。

いろいろなエピソードがありそうですね。

企業秘密もあるので、具体的なことは言えません(笑)。ただ当時、一流企業の方々と懇意になるために、あらゆる努力をしていました。「可愛く図々しい」という言葉があるけれど、ほんの少しでもご縁があったら食らいつく。幸い年上の方に可愛がっていただけました。今でもビジネスランチを1日に2回食べているけれど、当時から続けていることは11:30~12:30、13:00~14:00という形。夜の会合や宴会は、必ず参加します。そうやって数をこなして、人脈を広げていきました。ホテルという場所は、どんな人でも利用する機会があるので、誰に対しても存在をアピールしておくことでご縁に繋がります。当時、何気なく名刺交換をしご縁をいただいた方々が、みなさん出世して大企業の幹部になっているので、私の人脈は加速度的に広がりました。

失敗談も教えてください。

差し支えのある話が多いです(笑)。話せるところで言えば、グランベルホテルのロゴマークのデザイナーさんの名前を確認したくて、誰に聞いたらよいのかわからなかったので、安野社長の携帯電話番号をこっそり調べて、いきなり電話してしまったことがあります。「そんな細かい話でいちいち電話してくるな。だいたい君は誰だ?」といって怒られました(笑)。

当時の飯塚さんは、まだ入社して数年の若手ですよね。さすがに普通、社長の携帯に電話はしませんよね。

それがしてしまったんです。でもたまたま電話をかけたことがきっかけで、社長との距離はものすごく近くなりました。今では直接社長から細かい仕事のアドバイスをいただくこともあり、たまたま電話を掛けたことが、私にとってものすごくプラスに働いています。

失敗談ではありますが、思い立ったらすぐ行動する飯塚さんらしいお話ですね。

老舗の飲食店の仕入れ先を調べるために、お客となってそのお店に通ったりもしました。真剣になれば方法は思いつくもの。大切なのは、真剣かどうかです。

初めてのお客さまが、
別のお客さまを紹介してくださった。

これまでの営業活動で印象に残っているお客さまはいますか?

やはり、最初のお客さまです。裏磐梯レイクリゾートがオープンしてすぐの頃、この地域の商店街に飛び込みで営業に行ったのですが、その時にある商店主の方と親しくなり、その方が関係している団体の会合で、裏磐梯レイクリゾートを使っていただきました。それ以来、何度も来ていただいていて、先日は新しいお客さまの紹介までしていただけました。ホテルの仕事は人脈が重要です。お客さまが口コミでお客さまを紹介してくださるようになると、どんどん良い循環が生まれてきます。また、地元のお客さまを大切にすることも大事です。ホテルや旅館がビジネスとして成功するためには、地元のお客さまからいかに支持されているかが重要だと強く感じます。そうして当ホテルのファンになってくださることで自然と人で溢れる場所になれるのです。

飯塚さんが岩手県花巻市でやはり立ち上げに関わった温泉旅館「優香苑」も、地元のお客さまが多いと聞きました。

「優香苑」は岩手県と宮城県のお客さまだけで7割。「裏磐梯レイクリゾート」は大型ホテルなので、旅行会社にも営業して首都圏からもお客さまを呼び込む必要はあるけれど、地元のお客さまは絶対に大事にしないといけません。グランベルホテルグループのコンセプトに「FUN TO STAY」という言葉があります。その街らしさを追求し、その地域、その季節にしか味わえない空間を提供するという意味が込められています。現在も取り組んでいることですが、地元の方々を巻き込んだイベント、地元の食材をふんだんに使った料理、その地域の文化が感じられる客室等、今後も地元の皆様と共にホテル事業を盛り上げていけたらと考えています。

社長のつもりで考えて、
行動することが大事。

飯塚さんは、若手社員にどんなことを期待していますか?

よく「出る杭は打たれる」と言うけれど、私に言わせれば中途半端に出ているから打たれる。相手がびっくりするくらい出ている杭は、もう誰も打てない。出すぎる杭は打たれない! それくらい突き抜けている人にたくさん入ってきてほしい。

ハードルが高いですね(笑)。



最初は体験経験が少ないので、出来ることは当然限られています。しかし重要なことは、今出来ることや任されたことに対して、選り好みせず、まずは自ら進んでやってみることです。ここまでは自分、ここからは他の誰かがやるだろうでは、本人の成長をとどめてしまうだけでなく、仕事のスピードも遅れてしまう。私たちの組織はシンプルでフラットなので、一人ひとりが主役となって「全部自分でやる」「社長のつもりで考えて、行動する」という考えで、こだわりと責任を持つことがとても重要になります。この考えはグランベルホテルグループのどのセクションで働いたとしても「軸」となる考え方です。やらされ感ではなく、自ら主体的に行動するからこそ、色々なことに気づき、その気付きが次への行動の原動力となります。これから入社を迎える皆さんには、失敗を恐れず、トライ&エラーを繰り返す勇気を持ち、日々小さな成長体験を積んでもらいたい。私たちは、そういった人たちを全力でサポートしていきます。
当社は、まだまだ改善するべき課題がたくさんあります。しかしそれは裏を返せば、大きく伸びるチャンスがたくさん眠っているということです。組織としてはまだまだ成熟過程ですし、働いているメンバーも若いです。この若さを武器に、明るく、楽しく、何事にも全力で取り組んでいき、新しく入ってくるメンバーと共に、このグランベルホテルグループをもっともっとお客さまから愛されるホテルにしていきたいと思います。これからますます広がる当社のビジネスフィールドで、一緒に成長できることを楽しみにしています。